王道のブラジルです。
ブラジルは生産地の標高が低めで、その分、酸味が抑え目になる傾向があります。
また、精製はナチュラルが一般的で、ミューシレージが残りやすく、ウォッシュドよりも甘味が強くなる、といわれています。
(ミューシレージ:コーヒーチェリーの中の、種子(コーヒー豆)を覆っている粘着質部分。)
なお、同じ豆でも収穫年によって味わいは変わります。
また、味や香りの印象は、私個人の感想なので、その点ご了承ください。
バランス良くまろやか
焙煎度合いを3段階(シナモン、ハイ、フルシティ)、それぞれ中細挽きで、ペーパードリップで淹れました。
シナモンロースト
全体的に薄い味わいです。
もともと、酸味が少なく、やわらかい苦みとコクが持ち味の豆なので、浅煎りにして酸味が際立つわけでもなく、また苦みとコクも十分には引き出されません。
ハイロースト
誰にでも飲みやすいバランスの取れた味わいです。
その反面、おいしいけれど特徴に乏しい味わい、と感じる方もいそうです。
フルシティロースト
深煎りにした分、ボディーがしっかりしますが、苦みが強くなることはなく、やわらかい苦みとコクがあり、後味はまろやかです。
フレーバーは、チョコレートと合わせて、ナッツの風味も感じます。
おすすめ
深めの焙煎でも苦みが強くなりすぎず、まろやかな後味を楽しめます。
浅めや中くらいの焙煎だと、この豆を味わうのには物足りない感じです。
coffee生豆の情報
生産国:ブラジル
生産地:ミナスジェライス州サント・アントニオ(ブラジル南東部、リオデジャネイロの北方約400kmの山岳地帯)
標高:1,000~1,100m
品種:アラビカ種(ブラジル原生品種の交配種)
等級:№2(№2~8ある等級の最上位。300gの生豆サンプル中の欠点豆の合計が11点以内。)
スクリーンサイズ:S17/18(12~20ある豆のサイズの区分。数字が大きいほうが豆のサイズが大きく、一般的に評価も高い。なお、等級№2は、スクリーンサイズ17以上が条件。)
精製:ナチュラル
お店:ONKODO ONLINE SHOP
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