アネロビック(アナエロビック)・ナチュラルのイルガチェフェです。
果実を感じるさわやかな酸味が特徴のイルガチェフェを、さらにアネロビックで、しかも7日間も発酵させたというcoffee生豆をレポートします。
アネロビック(アナエロビック)については下記の記事をご覧下さい。
なお、同じ豆でも収穫年によって味わいは変わります。
また、味や香りの印象は、私個人の感想なので、その点ご了承ください。
洋酒のような香り
coffee生豆がすでに洋酒のような香りを放っています。
画像の通り、色は通常の生豆より赤みがかっています。
焙煎すると、ケーキやクッキーを焼いているときのようないい匂いがします。
焙煎度合いを3段階(シナモン、ハイ、フルシティ)、それぞれ中細挽きで、ペーパードリップで淹れました。
シナモンロースト
軽い味わいなのに、果実を感じる酸味と洋酒のような香りが強く、華やかで充実した一杯です。
ハイロースト
豆本来の深みが出ますが、アネロビックによる酸味と洋酒のような香りは依然強く、両方が合わさって複雑な味になりました。
最初は挽いた豆8gでペーパドリップで淹れましたが、6gでも良いくらい「濃い」味わいです。
挽きも粗目にしたほうが合いそうです。
フルシティロースト
酸味と洋酒のような香りがやや大人しくなり、深煎りによる味わいの深さとバランスが良くなりました。
とはいえ、酸味と後味の甘さはしっかり味わえます。
イルガチェフェを深煎り?、というご意見もありそうですが、アネロビックによる強い風味を持つ豆なので、深煎りでも果実を感じる酸味がしっかり残っており、とてもおいしいかったです。
おすすめ
ごく浅めの焙煎だと、華やかな酸味と香りが楽しめますので、浅煎りがお好きな方にはおすすめです。
また、この豆には深煎りは合わないだろうと思っていましたが、意外と良くて、とてもおいしかったです。
ただ、果実を感じる酸味と洋酒のような香りが強いので、好き嫌いが分かれる豆かもしれません。
coffee生豆の情報
生産国:エチオピア(アフリカ東部、ケニアの北隣)
生産地:イルガチェフェ近郊コチャレ(エチオピア南部の山岳地帯)
標高:1,700~1,720m
品種:エチオピア原生品種
等級:G1(G1~8の最上位。300g中の欠点豆が0~3個。)
精製:アネロビック・ナチュラル
お店:石窯パン&コーヒー専門店ガウディ楽天市場店
楽天市場 | コーヒー&石窯パン専門店ガウディ – パンの通販サイト (rakuten.co.jp)
コメント